草の葉に白い露が結ぶという意味で、夜の間に大気が冷え込み、草花には朝露が宿ることから名づけられたようです。
野には薄の穂が顔を出し、太陽が離れていくため空が高くなるなど、本格的な秋の到来が感じられるようになります。
暦の上では、この日から仲秋。
旧暦では、7月〜9月が「秋」とされ、秋分を含む旧暦8月は秋の真ん中の月と言うことで「仲秋」と呼ばれます。
「仲」の字を使うのは中国の影響を受けているようで、中国語では、初めは「孟」、中が「仲」、最後が「季」の文字で表されます。
ちなみに、7月は「初秋」、9月は「晩秋」ですね。
日中はまだ暑さが残りますが、朝夕の涼しさの中に秋らしく肌寒さも感じ始める頃ですので、
秋物の準備も整えておきましょう。
二十四節気では、白露の次は9月22日の「秋分(しゅうぶん)」です。 写真:
菊
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立冬
11月7日頃〜
小雪
11月22日頃〜
大雪
12月7日頃〜
冬至
12月21日頃〜
小寒
1月6日頃〜
大寒
1月21日頃〜
立春
2月4日頃〜
雨水
2月19日頃〜
啓蟄
3月5日頃〜
春分
3月20日頃〜
清明
4月5日頃〜
穀雨
4月20日頃〜
立夏
5月5日頃〜
小満
5月21日頃〜
芒種
6月5日頃〜
夏至
6月21日頃〜
小暑
7月7日頃〜
大暑
7月23日頃〜
立秋
8月7日頃〜
処暑
8月23日頃〜
白露
9月7日頃〜
秋分
9月23日頃〜
寒露
10月8日頃〜
霜降
10月23日頃〜