1年を24に分けて季節を表す二十四節気の一つが立冬です。
「立」には新しい季節になるという意味があり、立冬は
立春、立夏、立秋と並んで季節の大きな節目を示します。
11月の初めですから、暦の上では冬でも、秋の収穫や紅葉など、まだまだ秋まっさかりですよね。
しかし、北国では初雪が降り、本州では「木枯らし」が吹き出す頃で、朝夕の冷たい空気、弱まる陽射し、日没の早さなど、冬の足音は一歩一歩近づいてきています。
立冬を過ぎると、初霜が降りて冬の佇まいへ変わります。
冬に向けた温もりのある暮らしへと、準備を始めたい時期ですね。
二十四節気では、立冬の次は11月23日の「小雪(しょうせつ)」です。
写真:紅葉