暑さが和らぐという意味で、萩の花が咲き、穀物が実り始める頃。
厳しい暑さの峠を越し、朝夕は涼風が吹き始め、山間部では早朝に白い露が降り始め秋の気配を感じます。
夏の家具や雑貨を片づけ、秋の準備を始める目安にしましょう。
この頃は台風のシーズンでもあり、二百十日、二百二十日とともに台風襲来の特異日です。
二百十日、二百二十日とは、立春から数えて210日目、あるいは220日目を指します。
この時季は稲が開花・結実する大事なときですが、台風が相次いで襲来し、農作物が被害を受けてしまうことがよくあるため、厄日とか荒れ日などと言われ、一つの目安として警戒を呼びかけていたようです。
夏バテや食中毒にかかりやすい時期でもありますので、まだまだ注意が必要です。
近年はグリーンカーテンとしても人気のあるニガウリ(ゴーヤ)は栄養価が高く、夏バテ予防にも大変効果的です。
この機会に食べてみてはいかがでしょうか。
二十四節気では、処暑の次は9月7日の「白露(はくろ)」です。 写真:
萩
バックナンバー
立冬
11月7日頃〜
小雪
11月22日頃〜
大雪
12月7日頃〜
冬至
12月21日頃〜
小寒
1月6日頃〜
大寒
1月21日頃〜
立春
2月4日頃〜
雨水
2月19日頃〜
啓蟄
3月5日頃〜
春分
3月20日頃〜
清明
4月5日頃〜
穀雨
4月20日頃〜
立夏
5月5日頃〜
小満
5月21日頃〜
芒種
6月5日頃〜
夏至
6月21日頃〜
小暑
7月7日頃〜
大暑
7月23日頃〜
立秋
8月7日頃〜
処暑
8月23日頃〜
白露
9月7日頃〜
秋分
9月23日頃〜
寒露
10月8日頃〜
霜降
10月23日頃〜