メニュー

啓蟄

3月5日頃~

陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也(歴便覧)
啓蟄は冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃という意味。実際に虫が活動を始めるのはもう少し先。柳の若芽が芽吹き蕗のとうの花が咲く頃である。
(「歴便覧」は天明七年(1787、寛政十年(1798)に再版)に出版された暦の解説書です)

啓(けい)は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫(蛙や蛇)」を意味し、大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃です。

冬の間、松を害虫から守るために、幹に巻きつける業を菰(こも)と言いますが、春になり、この菰を外す「菰はずし」を啓蟄の恒例行事にしているところも多くあります。

また、このころになると、八百屋さんの店先に山菜が並び始めます。春の山菜、野菜には独特の苦みがありますが、苦み成分には抗酸化作用のあるポリフェノールや、新陳代謝を促進する成分が含まれているそうです。      
旬の食材で冬の間に体内に溜まった老廃物や脂肪を輩出するとともに、春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。

まだまだ寒い時期ではありますが、一雨ごとに気温が上がり、陽射しも徐々に暖かくなってきます。
私たち人間も、虫と同じく「さあ働くぞ」と意気込みたくなる季節になりますね。
元気に春を迎えるためにも、体調管理をしっかりしましょう。

二十四節気では、啓蟄の次は3月20日の「春分(しゅんぶん)」です。     

写真:菜の花
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME