小満
5月21日頃~
万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る(歴便覧)
陽気がよくなり、草木などの生物が次第に生長して生い茂るという意味。
西日本でははしり梅雨が現れる頃。
(「歴便覧」は天明七年(1787、寛政十年(1798)に再版)に出版された暦の解説書です)
陽気がよくなり、草木などの生物が次第に生長して生い茂るという意味。
西日本でははしり梅雨が現れる頃。
(「歴便覧」は天明七年(1787、寛政十年(1798)に再版)に出版された暦の解説書です)

陽気が良くなって、万物が次第に長じて天地に満ち始めることから小満と言われるそうです。
ようやく暑さも加わり、麦の穂が育ち、山野の草木が実をつけ始め、紅花が盛んに咲き乱れます。
田植えの準備が始まる頃でもありますね。
梅の実がなり、西日本では、はしり梅雨が現れる頃。
はしり梅雨は、「梅雨の走り」とも言い、本格的な梅雨に入る前のぐずつく天候のことを指します。
通常は、この後晴れた日が続き、その後本格的な梅雨に入ります。
成長著しいこの時期、植物は虫や細菌をやっつけるための
揮発性物質・フィトンチッドを通常よりもたくさん出しています。
桧の防虫効果、柏の防腐効果、刺身に添えるわさびや大葉の抗菌作用も、これを活用したものです。
フィトンチッドが放つ芳香には人の脳をリラックスさせ、ストレスを和らげる効果もあるのだそうです。
満ち溢れた植物のパワーをおすそ分けしてもらって、毎日元気に過ごしたいですね。
二十四節気では、立夏の次は6月5日の「芒種(ぼうしゅ)」です。
写真:藤
