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穀雨

4月20日頃~

春雨降りて百穀を生化すれば也(歴便覧)
田んぼや畑の準備が整い、それに合わせるように、柔らかな春の雨が降る頃。
この頃より変わりやすい春の天気も安定し日差しも強まる。
(「歴便覧」は天明七年(1787、寛政十年(1798)に再版)に出版された暦の解説書です)

穀雨とは、春雨が百穀を潤すことから名づけられたもので、この時期に降る雨は、百穀を潤し芽を出させる春雨として「百穀春雨」といわれています。
この頃が特に雨が多いというわけではありませんが、穀雨以降、降雨量が多くなり始めます。
田畑が雨で潤う穀雨の時期は種まきなどを始めるのに適した時期なので、昔から、農作業の目安にされているようです。

穀雨が終わる頃に八十八夜を迎えます。
「夏も近づく八十八夜…」と茶摘みを歌った唱歌もあり、お茶をイメージされる方も多いのではないでしょうか。
八十八夜に摘み取られる一番茶は、二番茶以降のお茶よりもうまみのもとであるテアニンなどの成分を豊富に含んでいるだけでなく、古来より不老長寿の縁起物の新茶として珍重されています。

「清明になると雪が降らなくなり、穀雨になると霜が降りることもなくなる」という言葉があるように、変わりやすい春の天気もこの頃から安定し、陽射しも強まってきます。
冬服やストーブとも完全にお別れの季節ですね。

二十四節気では、穀雨の次は5月5日の「立夏(りっか)」です。         

写真:木蓮もくれん
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